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直交性 (情報科学)[ちょっこうせい]
情報科学における直交性とは、特定の機能体系内で例外的な振る舞いを行なう要素の多寡を指し示す慣用的な用語である。どの要素も本質的には同じように振る舞うならば直交性が高い、要素毎の癖が強いならば直交性が低い、と表現する。 機能の直交性が高いと言う事は、一つの要素について知れば他の要素でも類推が効くと言う事である。従って利用者にとっては、直交性の高さはその体系の使い勝手が良い事を意味する。 この用語は文脈によって様々な意味に用いられるので扱いには注意が必要である。 ==CISC CPUと直交性== 初期のCPU設計での「直交性」とは、一部の特殊な命令を除いて、命令がオペレーションとアドレッシングモードの組み合わせで表現され、その組み合わせに制限がないことをいう。直交性の高い設計としてはVAXが著名である。CISCアーキテクチャの命令体系の特徴の一つとされる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「直交性 (情報科学)」の詳細全文を読む
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